2022年2月

肩こりは自分で揉むと悪化する理由

こんにちは!
おおまえ鍼灸治療院です^ ^

「肩こりは自分で揉むと悪化する理由」について投稿していきます。



肩が凝ると自然と手が肩にいってしまいますよね。
これは自然なことで誰しも経験があると思います。

軽度な、肩こりであれば自分で少し揉んだりさすったりすれば自然に治るかたもいます。
しかし、大半の人は悪化してしまいます。

理由1 「防御反応」
人には、体を守る防御反応が備わっています。
強く揉んだりすると、揉んだ場所を守ろうと働いてより筋肉を固くしてしまいます。
よって、肩こりが悪化することになります。

理由2 「痛覚神経の興奮」
患部に刺激が加わったり、意識が向いていると脳が過剰に反応します。
痛みを脳に伝えている痛覚神経も興奮し、痛みの感じ方を強めます。
脳が痛みのことでいっぱいになると肩こりが悪化しやすくなります。

理由3 「痛みの原因が肩ではない」
肩こりは、結果的に起こっている症状です。
ほとんどの方が、肩ではない他の部位に原因があります。
例えば腕の筋肉の緊張、肩甲骨の内側の筋肉の緊張、胃腸の働き、全身的な血流の問題、など
原因がない、肩に対していくら揉んだり叩いたりしてもその場は一旦楽になっても根本的な改善には繋がりません。


ではどうすればいいのか?


対策1 「運動」
血流不足の場合は、有酸素運動などで改善する場合があります。
筋トレよりも心拍数が上がるトレーニングが効果的です。
最近流行っている、「HITTトレーニング」なども良いです。
ネットで調べるとやり方など出てきますので是非やってみてください。

対策2 「食事」
糖質・脂質を抑える。胃腸の働きが低下しても血液がドロっとなります。
血液の滞りが体内で起きると、血流が阻害され肩こりになります。
また、早食いの方も胃腸に負担を与えます。よく噛んでゆっくり食べるだけでも効果ありです。

対策3 「ストレス対策」
ストレスは、慢性病の入口ともいえます。
しかし、このストレス社会で対策することは難しいですが、ストレスのダメージを減らすことはできます。
物事は、良いも悪いもなく「捉え方」によって心の負担が変わります。
自分はどういうストレスを感じていて、どう捉えているのか?を分析してみるだけでもストレス対策のヒントが隠されているかもしれません。

対策4 「治療院に行く」
これは、1番手っ取り早く回復する方法の一つです。
実際に、治療してみないと適切な自宅ケアもできませんので肩こりがひどい方は治療をお勧めします。
もちろん、運動・食事・ストレス対策なども同時に行うことで最短で回復します。
リラクゼーションやマッサージは根本的な改善ではありませんので、ご注意を。



肩こりといっても、単に肩が悪いという話ではありません。
それぞれに原因があります。
「仕事柄、どうしても肩が凝るので治療してもな…」と思われる方もいますが、
同じ仕事をしていても肩こりがない人もいると思います。

当院が考える慢性肩こりを治し、再発を防ぐプランとしては、

まず治療院で大まかな肩こりを改善させる→自宅でケアor定期的な治療メンテナンス(予防)で
今後肩こりで悩まないように対策する。

がベストだと考えています。

「健康」への自己投資は、人生を豊かにします。
今回は肩こりについてお話ししましたが、同様に腰痛やひざの痛み、自律神経の乱れなども同じことが言えます。


お困りの方は是非お気軽にご相談ください。


最後までお読みいただきありがとうございました!


お血(おけつ)はあらゆる病気の入り口になる

こんにちは!
おおまえ鍼灸治療院です。

今回は、お血について投稿したいと思います。


【お血ってどんな状態?】
主に、血が滞っている状態をいいます。
サラサラではなく、ドロドロな状態です。
この?血になると、あらゆる不調が現れます。

・目の充血、クマ、かすみ
・頭痛、耳鳴り、めまい
・肩こり、首こり
・動悸、息切れ、不整脈
・生理痛、生理不順、不妊
・痔、便秘
・手足のしびれ、むくみ、静脈瘤
・膝痛、腫れ、水が溜まる

などが代表的な症状です。


【お血になる原因は?】
1、糖質、脂などの取り過ぎ
2、運動不足
3、ストレス

が大きな原因です。

早食いの人もなりやすい。
→早食いすると、胃腸に負担がかかります。東洋医学では食べ物から「気・血」を体内に循環させます。良く噛んで飲み込みましょう!

デスクワークの人も定期的に運動を。
→有酸素運動がおすすめ。

ストレスが過度にある場合もお血の原因に。
→ストレス発散もしくは、ストレスの原因をなるべく取り除く。

【当院でのお血処置】
主に、関連したツボを刺激して血の巡りを良くしていきます。
お腹を押して固いかなどもチェックすることで、お血が改善したかを確認しながら行います。

そして、お血になる前の段階の方に関してはまた別の処置をしていきます。

東洋医学での不調のメカニズムとして、
まず「気の滞り(気滞)」→「水の滞り(水滞)」→「血の滞り(お血)」の順に進行していきます。

肩や腰に直接治療をしたり、姿勢を整えても改善しない場合は、体内の働きに問題がある可能性が高いです。

思い当たる方は、お気軽にご相談ください(^^)


最後までお読みいただきありがとうございました!



※「おけつ」の漢字がうまく反映されないので、ひらがなで表記しています。