9割の人がカン違いしている腰痛、肩こり、自律神経の乱れの治し方

こんにちは!
おおまえです。

今回は、「9割の人がカン違いしている腰痛、肩こり、自律神経の乱れの治し方」
についてお話します。

長引く慢性的な症状でお困りの方は参考になるかと思いますので是非最後までご覧ください!

多くの人が慢性症状に対して、誤った考えで捉えていますので
私の臨床の経験も踏まえたうえで紹介していきます。

それでは早速本題にいきましょう!


カン違い その①
【すぐ治ると思っている】

長年、慢性的に症状を持っていても鍼灸や整体などの施術をすれば「すぐ治る」と思っている。
このパターンもよくありまして、
慢性痛は過去からの積み重ねで時間をかけて起きている現象です。
この場合、根本的に体質などを変化させていく必要があります。
1日、必死に筋トレをしてもすぐにムキムキにはならないですよね?
筋トレやダイエットも最低3ヶ月はかかります。
治療も同じように、ある程度期間が必要です。

現代は薬や注射など、その場で緩和する治療が横行しているせいで
即効性を求めすぎる方が多いように感じます。

また数回の施術で、効果を感じないと「治らない」と思ってしまい、根本改善する前にやめてしまうということが起きてしまいます。

そうするとせっかく徐々に回復に向かっていくはずなのに、なかなか完治することができず、また次の治療院、次の治療院といった形で気づけばドクターショッピングをしてしまう、

という状態になってしまいます。

即効性を求めるが故に、
日々の症状にフォーカスしすぎて一喜一憂してしまい、ネガティブな感情が出てしまいます。
不安や恐怖心などは慢性症状の回復を遅らせます。

長期的な目線を持つことで、日々の症状の浮き沈みに対して、一喜一憂しずらくなるので
安定したメンタルで過ごすことができます。

よって、慢性症状が治りやすくなります。

【痛いところ(患部)に原因があると思っている】
これもあるあるなんですが、
肩が痛い場合、肩に原因があると思ってしまうなどです。

確かに、緊張している筋肉はありますし、表面上で見た場合
原因と捉えれます。

しかし、もっと深堀りをしていくと
肩の筋肉を緊張させた原因は?というところまでさかのぼれます。

痛みの根本である部分に対してアプローチしないと根本的に回復しません。


東洋医学では、本治法と標治法という言葉があります。

標治法とは、標的に対しての施術のことで
出ている症状に対してのアプローチです。

例えば、肩が痛ければ肩を揉むとか
腰が痛ければ腰に鍼をする
不安が強くなれば精神安定剤を飲む

などです。

その瞬間、症状が良くなるが
すぐ元に戻る

のが特徴で、根本的なアプローチではありません。
※急性の症状には有効です。


本治法は、
不調の根本に対しての施術です。

体質
五臓六腑の働き
脳の働き

など不調の原因となっている根本へのアプローチです。

この本治法は
その場での即効性はあまりないが、
あとからじわじわ効いてきて持続性がある

という特徴があります。
また、元に戻らない体づくりに必要な施術です。

この本治法がありきで、標治法が活きてきます。
持続性がある施術
と即効性のある施術を組み合わせることが最善だと考えています。

しかし残念ながら、世の中の9割が標治法のみの施術しか行っておりません。
その場で良くなれば「治った」と定義している治療院もよく見かけますが、予後まで良好かは別の問題です。

痛みや不調がある部分だけに目を向けるのではなく、
体全体を捉えて、視野を広げましょう。


【姿勢・背骨の異常が原因だと思っている】
これは信じてもらえない可能性が高いですが、
姿勢や背骨の異常と慢性症状は関係ありません。

背骨が曲がっていて、骨と骨の間が狭くなっている
と言われた方でも腰が全く痛くない人もいますし

姿勢がキレイでまっすぐな方でも肩こり腰痛があるという人もいます。

一概に、姿勢や背骨の異常と慢性症状は結びつけることができません。

ヨーロッパなどの医療先進国では、レントゲンやMRIをあまり撮りません。
骨が折れていないかの確認の時のみです。
慢性痛と関係がないという論文もたくさん出ています。
そして、背骨の異常を伝えることで患者さんがネガティブな思い込みをしてしまい、治りづらくなってしまうことも判明しています。

「私の背骨は悪いから治らない」という先入観を持ってしまうことになるからです。


これらの姿勢・背骨の異常のお話についてはまた詳しくお話ししたいと思います。


いかがでしたか?

・即効性があって当たり前だと思っている
・痛いところに原因があると思っている
・姿勢、背骨の異常が原因だと思っている


これらの考えは慢性病を治りづらくさせてしまいます。

是非慢性痛を克服するうえで参考にしてみてください!

それではまた!

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