首肩の痛み


寝違え

寝違え

寝違えについての概要や当院での施術について紹介していきます。


どんな病態?

寝違えなどの急性の痛みの原因は、「筋肉の異常な緊張状態」です。筋肉が、酸欠状態になり血流不足になった状態のことをいいます。筋肉に十分な栄養が送られないと発痛物質(ブラジキニン・プロスタグランジン)などの物質が放出されます。

その結果、周辺の筋肉の痛み・こり・しびれが発生します。朝起きた時に首が痛くて動かせない、スマホを見ていたら徐々に首にコリが出てきた。などのシチュエーションに多くみられます。

頸椎の異常や、ストレートネックなどの訴えで来院される方もたくさんいますが、検査を通して調べてみると「筋肉の問題だった」ということがよくあります。


患者さんの訴え

チェックボックス 朝起きて首を動かすのがつらくなった
チェックボックス 首を少しでも動かすと痛みが出る
チェックボックス 首から手にかけて痺れのような感覚がある


当院での治療法

1 筋肉・筋膜に対してのアプローチ
痛み・こり・しびれの原因である筋肉に施術をいたします。痛みの引き金になるポイントをトリガーポイントと呼びます。このトリガーポイントに対して、整体・鍼灸を用いて的確に施術します。

2 経絡に沿った施術
当院では、現代医学・東洋医学の両面から病態を見極め施術をしていきます。筋肉の走行・経絡の走行・関連している内臓などを検査・施術を通して分析し原因に対して施術をします。

3 心理面に対してのアプローチ
心と体は繋がっています。そのため、心理面へのアプローチは大切だと考えています。

ストレス(不安・恐怖・悲しみ・怒り)は、不調を長引かせる原因です。このまま治らないかもしれない不安、体を動かして痛みが出る恐怖、周りが理解してくれない悲しみ、治したいのに治らない怒り、、、など心理面の負担がさらに体の負担になります。

当院では、少しでもストレスを軽減させるような施術を心がけております。寝違えなどの症状でお困りの方は、おおまえ鍼灸治療院にお任せください。


急性肩こり・痛み

急性肩こり・痛み

急性肩こり・痛みについての概要と当院での治療方法について紹介します。


どんな病態?

急性の肩こり・痛みの主な多くの原因は「異常な筋肉の緊張」です。筋肉が、酸欠状態になり血流不足になった状態のことをいいます。この固くなった筋肉をトリガーポイント呼びます。トリガー=引き金という意味で、原因となる場所をさします。

このトリガーポイントが形成されてしまうと、発痛物質(ブラジキニン・プロスタグランジン)などの物質が分泌されます。その結果、肩こり・痛みが発生します。

なぜ、筋肉が緊張するかは、人それぞれ原因が違いますので実際の検査と施術で確かめていく必要がありますので直接施術をしていくしか見極める必要があります。


患者さんの訴え

チェックボックス 首・肩こり
チェックボックス 手にしびれ・だるさが出る
チェックボックス 頭痛
チェックボックス めまい
チェックボックス 目がぼやける


当院での治療法

1 筋肉・筋膜に対してのアプローチ
原因となる筋肉に対して、整体・鍼灸を織り交ぜながら施術をしていきます。トリガーポイント(筋肉のシコリのようなもの)は、マッサージや湿布、電気治療ではなかなか改善されません。原因が深部の筋肉になりますので、表面的な施術では不十分です。

当院では、整体・鍼灸で深い場所にある筋肉に対して的確にアプローチします。

2 経絡に沿った施術
当院では、東洋医学的な観点からも不調の原因を見極めます。筋肉の走行、経絡の走行、関連している内臓の状態などを検査・施術を通して分析していきます。

3 心理面に対してのアプローチ
心と体は繋がっています。そのため、心理面へのアプローチは大切です。ストレス(不安・恐怖・悲しみ・怒り)は、不調の原因となります。

このまま治らないかもしれない…不安
体を動かして痛みが出る…恐怖
周りの人の理解がない…悲しみ
治したいけど思うように治らない…怒り

などの心理面の負担がさらに体の負担になります。また、職場・家庭・プライベートなどで過度、もしくは長期的なストレスがかかった場合にも体に不調が現れやすくなります。

当院では、少しでも心のケアを行いストレスを軽減できるような施術を心がけています。急に現れた肩こり・痛みがある方は、おおまえ鍼灸治療院にお任せください。


慢性肩こり

慢性肩こり

慢性の肩こりについての概要と当院での治療について紹介します。


どんな病態?

3ヶ月以上長引く肩こりのことをいいます。初めは、急性の肩こりからスタートし長引くことによって治りにくくなってしまいます。


発症原因は?

原因は主に、生活習慣の中に潜んでいます。

チェックボックス 長時間同じ姿勢をとることが多い
チェックボックス 座りっぱなしのことが多く運動不足である
チェックボックス 同じ作業を長時間・長期間繰り返している
チェックボックス ストレッチなどの体のケアは一切行っていない
チェックボックス 精神的ストレスが強い

などなど、人によって様々です。


患者さんの訴え

チェックボックス 肩こり
チェックボックス 頭痛
チェックボックス めまい
チェックボックス 手のしびれ
チェックボックス 倦怠感


当院での治療法

1 トリガーポイント療法
肩こりの原因である筋肉に対してアプローチをします。トリガーポイントとは、トリガー=引き金という意味で、不調を引き起こすポイントのことです。

肩こりのあるかたは、必ずこのトリガーポイントが体のどこかに潜んでいます。近くの部位に原因がある場合もあれば、遠く離れた場所に原因はある場合があります。

検査・施術を通して、不調の原因となるポイントに対して整体・鍼灸を用いてピンポイントで的確に施術します。

2 経絡治療
先ほどのトリガーポイントを見つけたあとは、そのトリガーポイントがどのツボに当たるか?もしくは、どの経絡に属するか?も診て判断します。

経絡というのは、ツボの流れです。線路に例えると分かりやすいと思います。ツボにもいろんな線路(流れ)があり、その線路によって関連する臓器が違います。五臓六腑どれが関連しているかによって、アプローチ方法も変化します。

3 心理療法
心と体は密接に繋がっています。ですので心理療法は大切だと考えています。ストレス(不安・恐怖・悲しみ・怒り)は、不調を悪化させる原因となります。

慢性痛を克服するにあたって、少しでも安心し前向きに治療していくことは大切なことだと考えます。心理的なアプローチで少しでも自然治癒力が上がるように施術していきます。


まとめ

特に慢性痛は、急性痛と違って「これをすれば治る!」というわけではありません。心に対しても、体に対しても、生活習慣にしてもあらゆる方面からアプローチすることで完治することができます。諦めず前向きにコツコツ施術していくことが大切です。

私は、1日でも早く治すという想いで取り組みますが、患者さんは、日々の症状に一喜一憂せすになるべく前向きな気持ちで取り組んでいただけると嬉しいです。

慢性の肩こりや不調でお困りの方がいましたら、いつでもお気軽にご相談ください。


五十肩

五十肩

五十肩の概要と当院の施術方法についてお伝えします。


どんな病態?

50代前後に多くみられる症状です。「肩関節周囲炎」とも呼ばれ、肩関節の炎症が起こることによって痛みが出ると言われています。


発症原因は?

関節を構成する骨、軟骨、靭帯や腱などが老化して肩関節の周囲の組織に炎症が起こることが、原因とされています。しかし、詳しいメカニズムはいまだに分かっていません。


患者さんの訴え

チェックボックス 肩関節が痛み、関節の動きが悪くなる
チェックボックス 夜寝ているときに痛みがある(夜間痛)
チェックボックス 髪を整えたり、服を着替えることが不自由になる


五十肩の経過

急性期(2週間以内)
動作痛、夜間痛、安静時の痛みがあり、徐々に肩の動きが悪くなっていきます。この時期は、痛みが強く物理的な刺激を与えない方がいいとされています。例えばマッサージや整体などで強い刺激を与えるのはNGです。また、無理やり動かすことも悪化させてしまいます。急性期は、安静が一番です。

慢性期(2週間~6ヶ月)
痛みは軽減していくものの、痛みと方の動きの悪さは残ります。急性期は、安静が一番でしたが、慢性期に入ると動かした方がいいです。関節が固まっている状態ですので、できる範囲でストレッチを行います。その際に、正しくストレッチすることが大切なので、整体や鍼灸の先生に聞いてみるのもいいと思います。

回復期(6ヶ月~2年)
肩の動きは、まだ悪いが痛みは少しずつ軽減していきます。慢性期同様、運動・体操・ストレッチ・施術を行い関節の可動域を改善していくことが大切です。痛みは軽減しているからといって、油断し放置してしまうと関節が固いままになってしまう可能性があります。


当院の見解

一般的な五十肩の治癒は1~2年とされています。急性期→慢性期→回復期を経て改善していきます。施術を行わなくても、自然に治癒しますが、関節の動きが固いまま痛みだけ取れたり、再発を繰り返してしまったりするケースがみられます。

施術を行えば、1~2年の平均治癒期間よりも早く痛みが取れ、関節の可動域も健康な状態に戻ります。そして、五十肩だと思っていた症状でも五十肩ではない場合があります。MPS(筋筋膜性疼痛症候群)の可能性も十分にあります。

MPS(筋筋膜性疼痛症候群)とは?
主に、筋肉の血流不足・酸欠状態により痛みが出ることをMPSといいます。血流不足・酸欠状態になっている筋肉を【トリガーポイント】といいます。

トリガーポイントの特徴として関連痛が出ます。例えば、足の痺れが出ている方は、お尻にトリガーポイントがあり、関連痛として、足に痺れが出ていた。というケースもよくあります。

五十肩に関しても、肩関節周辺の筋肉や関節だけではなく、少し離れた部分に原因が潜んでいることがあります。


当院の見解

トリガーポイント【痛みの引き金になるポイント】に対して、鍼を打ちます。運動鍼といって、肩関節を動かしながら鍼をする施術法も取り入れていきます。

チェックボックス 菱形筋
チェックボックス 棘下筋
チェックボックス 腕橈骨筋
チェックボックス 三角筋
チェックボックス 大円筋
チェックボックス 小円筋
チェックボックス 大胸筋

などよく狙う筋肉のポイントです。肩関節から少し離れた部位も関連しているのでアプローチしていきます。

実際に検査・触診してみないとどこに影響するかはわからないですが、上記の筋肉+それ以外の関連部位も探して施術します。足首や手首に対して施術することもあります。


まとめ

五十肩は、基本的に長期にコツコツ施術を行います。1~2年で自然治癒しますが、放置していると長引いたり、関節可動域が悪いままになってしまう可能性があります。

施術+自宅でのストレッチやケアを組み合わせることによって、早期回復率がアップします。肩の痛みや違和感がある方は一度ご相談ください。