おおまえ鍼灸治療院です^ ^
「肩こりは自分で揉むと悪化する理由」について投稿していきます。

肩が凝ると自然と手が肩にいってしまいますよね。
これは自然なことで誰しも経験があると思います。
軽度な、肩こりであれば自分で少し揉んだりさすったりすれば自然に治るかたもいます。
しかし、大半の人は悪化してしまいます。
理由1 「防御反応」
人には、体を守る防御反応が備わっています。
強く揉んだりすると、揉んだ場所を守ろうと働いてより筋肉を固くしてしまいます。
よって、肩こりが悪化することになります。
理由2 「痛覚神経の興奮」
患部に刺激が加わったり、意識が向いていると脳が過剰に反応します。
痛みを脳に伝えている痛覚神経も興奮し、痛みの感じ方を強めます。
脳が痛みのことでいっぱいになると肩こりが悪化しやすくなります。
理由3 「痛みの原因が肩ではない」
肩こりは、結果的に起こっている症状です。
ほとんどの方が、肩ではない他の部位に原因があります。
例えば腕の筋肉の緊張、肩甲骨の内側の筋肉の緊張、胃腸の働き、全身的な血流の問題、など
原因がない、肩に対していくら揉んだり叩いたりしてもその場は一旦楽になっても根本的な改善には繋がりません。
ではどうすればいいのか?
対策1 「運動」
血流不足の場合は、有酸素運動などで改善する場合があります。
筋トレよりも心拍数が上がるトレーニングが効果的です。
最近流行っている、「HITTトレーニング」なども良いです。
ネットで調べるとやり方など出てきますので是非やってみてください。
対策2 「食事」
糖質・脂質を抑える。胃腸の働きが低下しても血液がドロっとなります。
血液の滞りが体内で起きると、血流が阻害され肩こりになります。
また、早食いの方も胃腸に負担を与えます。よく噛んでゆっくり食べるだけでも効果ありです。
対策3 「ストレス対策」
ストレスは、慢性病の入口ともいえます。
しかし、このストレス社会で対策することは難しいですが、ストレスのダメージを減らすことはできます。
物事は、良いも悪いもなく「捉え方」によって心の負担が変わります。
自分はどういうストレスを感じていて、どう捉えているのか?を分析してみるだけでもストレス対策のヒントが隠されているかもしれません。
対策4 「治療院に行く」
これは、1番手っ取り早く回復する方法の一つです。
実際に、治療してみないと適切な自宅ケアもできませんので肩こりがひどい方は治療をお勧めします。
もちろん、運動・食事・ストレス対策なども同時に行うことで最短で回復します。
リラクゼーションやマッサージは根本的な改善ではありませんので、ご注意を。
肩こりといっても、単に肩が悪いという話ではありません。
それぞれに原因があります。
「仕事柄、どうしても肩が凝るので治療してもな…」と思われる方もいますが、
同じ仕事をしていても肩こりがない人もいると思います。
当院が考える慢性肩こりを治し、再発を防ぐプランとしては、
まず治療院で大まかな肩こりを改善させる→自宅でケアor定期的な治療メンテナンス(予防)で
今後肩こりで悩まないように対策する。
がベストだと考えています。
「健康」への自己投資は、人生を豊かにします。
今回は肩こりについてお話ししましたが、同様に腰痛やひざの痛み、自律神経の乱れなども同じことが言えます。
お困りの方は是非お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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